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ネット上は言葉が全て

IT技術の発展で、ネット上のコミュニケーションがとても活発ですよね。
いつでもどこでも、どんなときでも様々な人とコミュニケーションをとることが出来ます。しかし、ネット上でのことですから、自分を表現するツールは主に言葉ということになります。
画像や音楽をつけることも出来ますが、それは言葉に付随するものであり、やはり軸となる言葉がしっかりしていないと、伝えたいことが伝わらなかったり、それによってもめたりすれ違ったりすることにも繋がります。
ネット上において、言葉はとても大切な自分の人柄を表すツールとなります。

私には好きなアーティストがいるのですが、そのアーティストを好きな人が解説しているブログを見たりします。
そこでは、主にアーティストのことについて考察だったり、コンサートに行った感想だったりが書いてあるわけですが、同じコンサートに行っても人によって感じることも違うし、それを表現する言葉も違うわけです。
批判めいたことばかり書いてあるブログを見ると、この人は攻撃的な人なのかなと思ってしまいます。またみんなが気づかなかったようなことを書いてあると、この人はよく気がつく気配りがうまい人なのかなとか、逆に細かい神経質な人なのかなとか、本当に色々思います。

さらに、そのブログを読んでいる人がコメントする欄があり、そこのコメントを見ても本当に千差万別です。
ブログの管理人も、時々「コメント欄を見て驚いた。そういう意味で書いたのではない」といったことをブログに書いていることがあります。
自分の意図しない印象を与えてしまう、なんてことは会話の中でもままあることではあります。
会話であればすぐに訂正することも出来ますが、ブログなどではどんなに急いでも若干のタイムラグが生じるので、伝える側としてももどかいしい、という気持ちがあると思います。
それほどまでにネット上での言葉というものは重要なものであり、発信するにも自分の人柄をも伝えるものなのです。

こう考えれば、日頃の言葉遣いや言い回しなどを考えるきっかけになるので決して悪いことではないと思いますが、ネットに書き込む際は注意深くならなくてはなりませんね。

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